今回、ご紹介する漫画は、神尾葉子先生の花より男子です。
こちらの漫画は、全37巻で完結です。
映画、ドラマ、アニメ化もされ、神尾葉子先生の代表作とも言える名作です。
名門校に入学した一般庶民の女子高生が、さまざまな困難を乗り越えて自らの道を切り拓いていく…という魅力たっぷりの作品です。
花より男子ってどんな漫画?
穏やかに平和に…そう願っていたはずの主人公の学園生活。
それが一転、正義感が強い性格が災いし、全校生徒のいじめの対象になってしまう…というドタバタな学園ラブコメディです。
学園を牛耳る御曹司4人組「F4」との対立や、主人公の恋など、ドキドキな展開からは目が離せません。
イケメンだけど個性がありすぎるF4のメンバー。
その中でもF4のリーダー格である道明寺(どうみょうじ)のキャラは、ズバ抜けて個性的。
自分勝手で傲慢で、もともと主人公をいじめに遭わせた張本人でもあります。
最初は憎き相手ですが、この漫画のおもしろさを語るのに、絶対に欠かせない存在です。
この道明寺やほかのF4メンバーが、主人公とどう関わっていくのか…。
主人公とF4の関係にも注目です!
花より男子の感想は?読むとどうなる?
最初から最後まで、いろいろな意味でドキドキしっぱなしです。
集団いじめに遭う主人公を見ていると、手に汗握りドキドキします。
それでも負けない主人公の強さには脱帽。見習いたいほどです。
そんな中で、主人公には気になる人ができます。
このあたりから少女漫画らしいシーンが増え、いつの間にか恋愛のドキドキが…!
巻数は多いですが、飽きることなく最後まで楽しめる作品です。
花より男子のざっくりしたあらすじ
主人公の牧野つくし(まきの つくし)は、裕福な生徒ばかりが通う名門校・英徳学園高等部の2年生。
つくしは一般庶民ですが、娘の玉の輿を夢見る母親の勧めで、英徳学園に通うことになります。
そんな英徳学園には、学園を牛耳る「F4(FLOWER 花の4人組)」と呼ばれる4人のお坊ちゃま集団が存在していました。
彼らに逆らえば容赦ない仕打ちや集団いじめが待っていて、退学に追い込まれた生徒もいるほど、学園では絶対的な存在です。
そんな中で、目立たないように平和な学園生活を送っていたつくし。
ある日、ただ1人の友達が、些細なことからF4のリーダー・道明寺司(どうみょうじ つかさ)を怒らせてしまいます。
正義感の強いつくしは友達を庇いますが、それによって、つくしのロッカーには「赤札」が貼られてしまいます。
赤札はF4からの宣戦布告のサイン。
その日から、つくしは全校生徒のいじめの標的になってしまいます。
つくしは踏まれても蹴られても負けない強い雑草。
そう自分に言い聞かせ、つくしは負けずに過酷ないじめやF4に立ち向かっていくのです。
そんな生活を送りながら、F4の中でもほかの3人とはちょっと違うタイプの花沢類(はなざわ るい)の事が、気になり始めるつくし。
そして少しずつ、つくしとF4の関係にも変化が―…!?
以上、ざっくりとしたあらすじでした!
花より男子のおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
集団いじめというインパクトの強い始まりから、少女漫画らしい恋愛要素、個性の強いキャラなど、いろいろな角度から楽しませてくれる漫画です。
ただの恋愛ストーリーじゃ物足りない!という人におすすめです。
全37巻なので、読みごたえもたっぷり。
週末は、花より男子の世界を思う存分楽しんでください♪