今回、ご紹介する漫画は、やまもり三香先生のひるなかの流星です。
こちらの漫画、12巻で完結です。
すずめの真っ直ぐで飾らない心に、色んな想いや家庭環境など高校生なら誰しもが悩んだであろう問題を抱えた人達が次々と巻き込まれ、そして正しい道を歩き出していく、なんとも気持ちいい漫画です。
ひるなかの流星ってどんな漫画?
主人公の与謝野すずめ(よさのすずめ)が、親の仕事の事情で、田舎の高校から東京の高校に転校するところから話が始まります。
すずめを取り巻く恋愛模様も、先生だったり女嫌いの同級生だったりと、二転三転していく状況にハラハラドキドキしながら、あっと言う間に全巻読み終えてしまいます。
あと、女性ならではかもしれませんが、やまもり先生の描く登場人物のファッションがめちゃくちゃ可愛いです!
普通のファッション雑誌を見てるような感じで、この合わせ方マネしてみようとか、この髪型やってみようという感じで、とにかくどのページを見ても手抜きなく本当に参考になります!
別の楽しみ方もできる漫画ですね!
ひるなかの流星の感想は?読むとどうなる?
なんと言っても、何を差し置いても、すずめのクラスの先生・獅子尾五月(ししおさつき)と、クラスメイトの馬村大輝(まむらだいき)が最高にかっこいいです。
性格は真逆な2人ですが、それぞれに違った優しさがあり、不器用なすずめの心に深く入り込んでいきます。
恋愛漫画なのですが、甘いだけではない自分の感情に対する葛藤や相手を思いやる気持ち、
身近な人の大切さに気づく事ができる漫画です。
ひるなかの流星のざっくりしたあらすじ
親の仕事の事情で、田舎の高校から東京の高校に転校する事になった与謝野すずめ。
駅で道に迷ってしまったすずめを、1人の男性が助けてくれます。
後日、その男性がすずめの行く高校のクラスの先生、獅子尾五月だと判明。
気さくで優しい獅子尾にすずめはどんどん惹かれていきます。
そして獅子尾もすずめに惹かれていきますが、獅子尾自身の不完全な心のバランスが、素直にすずめの気持ちを受け取ることができません。
そんなすずめと先生の恋愛を軸に、女嫌いのクラスメイト・馬村大輝、その馬村に想いをよせる猫田ゆゆか(ねこたゆゆか)、はたまたそのゆゆかが気になる土牛(どぎゅう)先輩、それぞれの想いが交錯する中で、すずめは一歩一歩成長していきます。
先生はどういう決断をするのか?馬村の女嫌いは治るのか?
読書の予想を裏切る展開がたくさんあり、そうきたか~!なラストは必見です!
このラストは賛否両論ありそうですが、個人的には好きです。
ただ別バージョンも見たいなぁと思わせる、後引く感じもいいですね。
お気付きの方もいるかもしれませんが、この漫画の登場人物の名前全てに動物の名前入っています!探しながら読むのも面白いですよ♪
ひるなかの流星のおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
週末を利用して一気に読む事をお勧めします。
そうしないと先が気になって勉強も仕事も手につかないかもしれません。
何度読み返しても違った角度から楽しめる事ができるので、コレクションの一部に加えて頂きたい漫画です。
こちらの漫画、12巻で完結で、ひるなかの流星 番外編(13巻)も発売されています。