新宿スワン(漫画)の感想と評価は?★5じゃ足りない!

今回、ご紹介する漫画は
和久井 健先生の新宿スワンです。

新宿スワン

「スカウトマン」って知っていますか?

芸能界と切っても切れない縁の、あの職業が思いつくかと思いますが、今回の主役は夜の街専門のスカウトマン!

この漫画、全く先が読めなくてハラハラドキドキしっぱなしです。一巻の表紙は怖いですがw、和久井先生の絵はとっても綺麗で読みやすいのもポイントです^^

新宿スワンってどんな漫画?

裏の世界を知らない者は、やはりその世界の魅力に惹きこまれてしまうのでしょうか。

男の仁義と仁義のぶつかり合い。誇りを背負う背中。舞台は新宿歌舞伎町。そこに住まう彼らは、夜の世界の住人とも言われます。

そんな彼ら、普段何をしているのか気になるな~と最初は軽い気持ちで、この本を手に取ったのですが、話はどんどんと加速していき、そしてそれに見事に巻き込まれました。

最初はダメ男が頑張る話だったはずなのに・・・

気づけば話は壮大で、でも先の展開が全く読めず終始ドキドキしっぱなし!

そして、なんとこのお話、作者の体験談が元となっているんです(゜o゜)

新宿スワンの感想は?読むとどうなる?

「何かを背負う覚悟を決める」ってとても難しいけど、死ぬまでに1度はその覚悟を決めて、その時を生きるのもいいな、なんて熱く思ってしまいました。

新宿スワンのざっくりしたあらすじ

2000年代初頭、新宿歌舞伎町。

事の発端は、主人公・タツヒコがパチンコで全財産をスッてしまったこと。そこにたまたま通りかかった、スカウトマン・真虎(まこ)がタツヒコをスカウト会社へ勧誘します。

真虎は実は凄腕のスカウトマン。そんな彼の元で、タツヒコはスカウトのノウハウを学んでいきます。

その過程で、裏社会の闇をまざまざと見せつけられてしまうタツヒコ。彼、とっても人情深い男なんです。

その元来の気質が手伝って、そこに蔓延する様々なものから、自分がスカウトした女の子たちを守るため、身体を張って奮闘します。女の子の為なら、自分がぼろぼろになったってなんのその!かっこいいですね~(^v^)

物語が進むにつれて、彼の所属する会社「バースト」は新宿だけでなく、渋谷・横浜に次々と進出を果たしていきます。そんな中で、タツヒコはある事情の為、一度スカウトマンからホストに転身したりも。

その後、再び「バースト」に戻りますが、社長の命令でライバル会社に潜入することが決定します。しかし潜入の途中で、社長が死亡。そこから物語は加速します。

様々な人の思惑が入り乱れ、複雑に絡み合い、ついにはスカウト会社同士の話だけではなく、それを牛耳るいわゆる「暴力団」の跡目争いにまで巻きこまれてしまうタツヒコ。始めはダメ男だった主人公が、高みに登りつめるまでを描いています。

まさに息をも付かせぬ展開が、後半に待ち受けているこの作品。

男の意地と意地のぶつかり合いは、紙面で見ているはずなのに、思わず手に汗を握ってしまいます。

ちなみに映画予告編はこちら
(でも、漫画を先に読むのがオススメです!)

以上、ざっくりとしたあらすじでした!

新宿スワンのおすすめ度

おすすめ度:★★★★★★★★★★

はっきり言いましょう。

★は5じゃ足りません。これ、ドヤ顔で言える自信があります!

全38巻で、少しサイズの大きめな漫画です。週末を利用して一気に読んでしまうのがオススメです。

なんたって、読み始めたら止まれませんからね( ̄∀ ̄)

さあ、週末にドリンク片手にソファを陣取りましょう!

 

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