今回ご紹介する漫画は、和泉かねよし先生の女王の花です。
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で、14巻まで発売されています。
切ないモノローグから始まる1巻の冒頭を読んだその瞬間から、この作品に引き込まれました。
この漫画は1巻だけなく、全ての巻の冒頭が、誰の言葉か分からない悲しい雰囲気のモノローグで始まります。
女王の花ってどんな漫画?
泣きそうな程にお互いを想いながら戦乱の世を生き抜く、姫と奴隷の少年の一途な恋を描いた歴史モノです。
千年に一度だけ咲くという「女王の花」。それはどんな望みでも叶うという伝説の花。
そんな花のおまじないの言葉を支えに、主人公の姫は逆境に負けず、奴隷の少年と2人、壮絶な人生を生きていくのです。
最後に2人を待っているのは、どんな結末なのか。
時代に翻弄された2人の壮大な歴史ロマンに、心を動かされずにはいられません!
女王の花の感想は?読むとどうなる?
いつも思うのは、2人の結末がどうか幸せなものでありますように…ただそれだけです。
どんなにつらい事も幼い頃から一緒に乗り越えて育ってきた2人が、最後には一緒に笑えるように、応援したくなります^^
女王の花のざっくりしたあらすじ
舞台は戦乱の世。亜国・黄国・土国・曾国は勢力争いを繰り広げていました。
その中で、主人公の亜姫(あき)は亜国の姫として生まれます。
亜姫の母である黄妃(こうひ)は黄国出身で、亜国の王の正妃でもありました。
にもかかわらず、亜姫は病に伏す黄妃と2人、宮殿の片隅でひどい待遇を受けるのでした。
ある日、亜姫は金髪で青い眼をした少年・薄星(はくせい)と出会います。
彼は胡人で、土国より贈られた奴隷でした。
その髪と瞳の色から差別を受けてきた薄星は、偏見なく薄星を受け入れてくれた亜姫に、一生側にいると忠誠を誓います。
そして亜姫もまた、そんな薄星とずっと一緒にいられるように…と願うのでした。
時は流れ数年後。
土国の王の妹であり亜国の第二王妃である土妃(どひ)は、自分の権力と我が息子の即位を望んでいました。
そんな土妃の策略により亜姫は母を毒殺されてしまいます。
さらに亜姫は、母の故郷でもある黄国へ人質として送られる事になりました。
いつか母の仇を討つとその胸に誓い、亜国の王になる機会を待つ亜姫。
数年後、土妃の謀反によって、ついにそのチャンスが訪れようとしていました。
いつも一緒にいたあの頃のように、幼い子供のままではいられない。
亜姫と薄星が辿り着く未来に、希望の星は輝くのか―…
これからも、ますます目が離せません!
以上、ざっくりとしたあらすじでした!
女王の花のおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で、14巻まで発売されています。
続きが気になり一気に読みたくなりますが、まだ完結していません。
話が進めば進むほど今後の展開が気になるので、ゆっくり読み進めましょう!笑