今回、ご紹介する漫画は、
南塔子先生のReReハロです。
この漫画を読んだきっかけは、南塔子先生の前作がとても好きだったからです。
相変わらず絵がかわいくて、やっぱり南塔子先生のほのぼの系のお話が好きだなぁと改めて思った作品です。
便利屋(の娘)と依頼主の関係から始まる、ちょっとドキドキでおもしろいストーリーなので、ぜひ手に取ってみてください。
全11巻で完結です。
ReReハロってどんな漫画?
南塔子先生によると、タイトルの「ReRe」はメールの返信時の「Re」と主人公の名前「リリコ」を掛け合わせた言葉遊びなんだそう。
それに「ハロー(Hello)」をプラスして、「ReReハロ」というタイトルになったのです。
最初はよく意味が分からなかったタイトルですが、こうして聞くと納得ですね。
便利屋の娘である主人公のリリコが、病気になった父に代わり訪れた依頼先で、同い年の御曹司に出会う所からストーリーが展開していきます。
リリコは亡くなった母に代わって日々家事をこなし、恋愛には疎い女子高生。
一方、お相手の湊(みなと)は女子にモテモテのイケメン男子。ちょっとわがままで気分屋だけど実は優しい一面を持っています。
そんな湊の優しさに触れるたび、心臓が爆発寸前のリリコ。
これは恋…!?
湊のさりげない優しさには、リリコじゃなくてもドキッとしてしまいます。
リリコと湊、徐々に距離が縮まっていく2人のやり取りが楽しい、ドキドキな漫画です。
ReReハロの感想は?読むとどうなる?
リリコの鈍感さにじれったくなることもありますが(笑)そんな所がまたこの漫画をおもしろくしてくれています。
そして何より、普段はちょっとわがままで無愛想な湊がヤキモチを妬いたり、リリコだけに見せる笑顔や照れた表情がかわいいです。
これには女性なら胸キュン間違いなし!
なかなか伝わらない不器用な恋に、ドキドキが止まりません!
ReReハロのざっくりしたあらすじ
高校一年生になったばかりの早川リリコ(はやかわ りりこ)は、素直で明るい女の子。5歳の時に母親を亡くし、父・兄・弟との4人暮らしです。
父親が1年前に脱サラして便利屋を始めたため、高校生ながら苦労人で、日々テキパキと家事をこなしていました。
リリコは学校へ行く途中、電車で咳込む女性にのど飴を渡す男子高生を目撃し、今どきめずらしい好青年だと感心をします。
その日の午後、帰宅すると、父親が倒れて病院に運ばれたという電話がかかってきます。
リリコが急いで病院へ駆けつけると、父親は急性腸炎だと診断され、入院をすることに。
しかし父親は、依頼があるからと仕事へ向かおうとします。
思いつきで始めて遊んでいるように見えた父親の「行かなかったら信用失っちまう」と必死な姿を見て、リリコは自分が行くと依頼主の家に向かいます。
そして依頼主に会ったリリコはびっくり。
それは、電車で見かけた好青年・周防湊(すおう みなと)だったのです。
湊はどうやらお坊ちゃまのようで、マンションで一人暮らしを始めた所でした。
来る予定だった家政婦が来れなくなったので、荷ほどきをリリコの家の便利屋に頼んだのです。
電車で見た時とは別人のように偉そうな態度の湊でしたが、リリコの作ったごはんを「すげーウマイ」と笑顔で褒めてくれるのでした。
その後、なりゆきで湊に便利屋を手伝ってもらったり、風邪を引いた湊の看病をしたりする事になります。
そうして接してるうちに、気分屋でわがままな湊だけど、実はやさしい所もあるのだとリリコは知ります。
リリコの料理を気に入った湊は、便利屋の手伝いを交換条件に、毎日のご飯作りをリリコに依頼します。
便利屋と依頼主という関係の2人が、これをきっかけにどんどん急接近…!?
どんどん続きが読みたくなる漫画です。
以上、ざっくりとしたあらすじでした!
ReReハロのおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
ほのぼのとした恋愛ストーリーを読みたい人におすすめです。
不器用でマイペースな恋にきゅんとします。
全11巻で完結の、読んで損はない、いやむしろ読まなきゃ損!な漫画です^^