今回、ご紹介する漫画は、矢沢あい先生のNANAです。
こちらの漫画は、2016年12月現在休載中ですが、21巻まで発売されています。
実写版で映画化されたり、テレビアニメ化もされているので、ご存知の方も多いかもしれません。
ある日、上京する電車の中で偶然出会った2人のNANA(なな)。
そんな2人の出会いがお互いの人生に大きく影響することになる、一度読んだら目が離せない作品です。
NANAってどんな漫画?
同い年だけど見た目も性格も正反対な2人のNANAを中心に、ストーリーが展開していきます。
第1巻は本作のプロローグのようなもの。
恋多き女の奈々とバンドのボーカルとしてプロを目指すナナ。2人が上京する前の、それぞれの故郷でのお話が描かれています。
2人のNANAの故郷でのストーリーが第2巻につながり、2人は上京するために乗った電車の中で、偶然にも出会うことになります。
主人公の奈々がもう1人のナナに語りかけるようなモノローグが、とても印象的な漫画です。
そのちょっと切ない雰囲気のモノローグがその先に何かが起こることを物語っているようで、どんどん続きが気になってしまいます。
恋と夢と友情にあふれた、2人のNANAのドタバタな毎日をお楽しみください!
NANAの感想は?読むとどうなる?
登場人物の会話がノリの良いテンポで進んでいくので、読んでいておもしろいです。
夢や希望を持って上京した2人のNANAの生き方に、共に喜んだり、時には涙したり。
2人の未来には何が待っているんだろう?とドキドキが止まりません。
辛いことも経験してきた2人には、きっと幸せになって欲しい!と願ってしまいます。
巻が進むにつれ、さらに気になる展開を見せるこの作品の世界から、
きっと抜け出せなくなります!
NANAのざっくりしたあらすじ
主人公の小松奈々(こまつ なな)は、恋多き女子高生。
不倫相手から転勤をきっかけに別れを告げられたのは、高校卒業を翌日に控えた3月のことでした。
そして4月、奈々は親友の早乙女淳子(さおとめ じゅんこ)と一緒に地元の美術大学へ進学します。
そこで淳子の中学の同級生・遠藤章司(えんどう しょうじ)と、章司の友達・高倉京助(たかくら きょうすけ)と出会います。
一目で章司を気に入った奈々ですが、過去の恋愛経験から、章司とは友達でいようと決めるのでした。
夏休み、奈々は淳子が東京の美大に進むこと、京助も一緒に東京へ行くことを知ります。
ショックを受ける奈々ですが、章司と一緒に奈々も東京の美大を受験することに。
ところが、奈々は受験に失敗。
淳子と京助は見事に合格し、奈々と同じく失敗した章司は東京で予備校に通うと言います。
特にやりたい事もなく、ただみんなと一緒に上京したいという不純な奈々に、章司はついキツく当たり、奈々を一人残して去って行ってしまいます。
その後、探しに戻って来た章司と仲直り。
お互いの気持ちを知った奈々と章司は、ついに付き合うことになります。
奈々は、1年間地元で上京資金を貯め、来年東京に行くことを章司と約束。
翌年、無事に章司は美大に合格し、奈々は上京することに。
そして上京するために乗った電車で、奈々は大崎ナナ(おおさき なな)と出会います。
2人のNANAの出会いが、お互いの運命を大きく変えていく事になるなんて、この時はまだ、誰も知りません―…。
以上、ざっくりとしたあらすじでした!
NANAのおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
現在は、残念ながら休載中となっています。
NANAたちと一緒に、夢や恋を追いかけたい人におすすめです!
読めば読むほど続きが気になって、どんどん読み進めたくなりますが、今は連載もストップしているので焦らずゆっくり読みましょう。
この漫画は2016年12月現在、21巻まで発売されています。