今回、ご紹介する漫画は、咲坂伊緒先生の思い、思われ、ふり、ふられです。
こちらの漫画は、2016年9月現在連載中で3巻まで発売されています。
思い、思われ、ふり、ふられってどんな漫画?
恋愛に対して幻想的な夢を見ている市原由奈(いちはらゆな)と、適度に人を好きになって適度な付き合いをする山本朱里(やまもとあかり)。
正反対の女の子2人が高校入学を機に仲良くなり、人を好きになるってどうゆうことなのか?
自分に芽生えた好きという感情をどうゆう風に対処していくのか?
咲坂先生らしく、ゆっくりじんわりと進んでいく内容になっています。
自分が好きな相手が自分を好きとは限らない、もどかしい感じがリアルに表現されています。
思い、思われ、ふり、ふられの感想は?読むとどうなる?
今3巻まで発売中ですが、これから面白くなってくるのかなぁ、という前段階のじんわりとした感じにやきもきしながらも、先が気になって仕方がありません。
由奈がちょっと冴えない感じの女の子なので、恋を知ってどんどん綺麗になったらいいなぁと、期待を込めて読んでいます。
最近、血の繋がらない兄妹の恋愛漫画が多いですが、咲坂先生はどんな切り口で描いてくるのか楽しみです。
由奈と朱里の立場になって両方楽しむ事が出来る内容になっています。
思い、思われ、ふり、ふられのざっくりしたあらすじ
主人公の市原由奈は臆病で引っ込み思案、人見知りもある女の子。
恋愛に対しても奥手で、今だに白馬に乗った王子様がいつか迎えにきてくれると思っています。
高校入学前の春休み、引っ越しする友人を見送りに行った駅で、財布を忘れて切符が買えなくて困っている朱里と出会います。
素直にお金を貸す由奈に、朱里は明日同じ場所に来てもらったらお金を返すと約束して、
自分の大事にしているブレスレットを由奈に預けます。
約束通り、次の日に駅にお金を返しに来た朱里。
由奈も預かっていたブレスレットを返します。
帰りが同じ方向だという事で一緒に帰る事になった2人ですが、由奈は人見知りも合ってあまりしゃべりません。
そんな由奈に警戒心を解いてもらいたくて話しかける朱里ですが、家に着いた時、由奈はそそくさと別れてしまいます。
少し落ち込む朱里。マンションの暗証番号を押していると由奈が戻ってきて朱里に話しかけてきました。びっくりする朱里。
なんと由奈も同じマンションに住んでいたのです。
同じマンションで、調べられたのかと思って怖くなったと正直に打ち明けた由奈に、
朱里は満面の笑顔で「きらわれてんだと思ってた~」と安堵。
そこから2人は仲良くなるのでした。
ここから由奈と朱里を取り巻く、朱里の兄でモテる上に面食いの理央(りお)、由奈の幼なじみで恋愛への興味がまだない和臣(かずおみ)達との複雑な4角関係が始まります。
誰が誰に恋するのか?誰が誰と結ばれるのか?先が気になります!
思い、思われ、ふり、ふられのおすすめ度
おすすめ度:★★★★
咲坂先生らしいゆっくりとしたストーリーにほっとします。
何度も読み返して意味を捉える事が楽しい漫画です。
絵の綺麗さや、言葉の意味などに癒されます。心の栄養剤として読んでもらいたいです。
こちらの漫画は、2016年9月現在連載中で3巻まで発売されています。