今回、ご紹介する漫画は、草凪みずほ先生の暁のヨナです。
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で、21巻まで発売されています。
最初は絵がきれいなところに惹かれた漫画です。
読んでみると、序盤から衝撃的な展開で始まるので、もう続きを読まずにはいられません。
テレビアニメ化や舞台化もされている人気漫画です。
暁のヨナってどんな漫画?
古代アジアをモチーフに描かれたファンタジー漫画です。
優しい父王に大切に育てられた、高華王国(こうかおうこく)の姫君である主人公。
謀反により父を殺され、幼馴染で護衛係のハクと共に国を追われるという、最初からドキドキハラハラな作品です。
しかもその謀反を起こしたのは、主人公が想いを寄せる父方の従兄。
ハクとも幼馴染で、幼い頃から仲良しだったエピソードも描かれているので、本当に衝撃的です。
謀反の理由を父親の仇討ちと言いますが、所々で主人公たちを本気で切り捨てられない表情をみせるため、その真相や本音は謎のままストーリーが進んでいきます。
神の言葉を聞く神官から授かっった神託に従って、「四龍の戦士」を捜す旅に出る主人公。
何もできなかった主人公が、自分は何も知らない姫なのだと気づき、強く成長していく物語です。
暁のヨナの感想は?読むとどうなる?
想いを寄せる従兄に父を弑逆され国を追われるという主人公の過酷な運命に、
胸が痛くなります。
そんな状況の中で、どんな事があっても護ってくれる幼馴染のハクの存在が、とっても心強く感じます。
謀反を起こした主人公の従兄は普通に考えれば憎むべき相手なのに、何故か嫌いにはなれません。きっと、そこにはまだ明かせない何か理由があるのだと思わせるキャラだからだと思います。
もっともっと読みたい!と思わせるストーリー展開になっていて、それがこの漫画のおもしろさでもあるんですね。
暁のヨナのざっくりしたあらすじ
主人公は、父王に甘やかされて育った高華王国の皇女・ヨナ。
幼馴染で専属護衛のハクや、父方の従兄であるやさしいスウォンと幸せな日々を送っていました。
珍しい赤い癖っ毛の髪が悩みですが、ヨナの16歳の誕生日に、想いを寄せるスウォンから簪を贈られ「暁の空の色」だと褒められます。
スウォンに想いを寄せるヨナは、その言葉に嬉しくなります。
その日の夜、父の部屋を訪れたヨナは、誰かが父の身体を剣で貫いているという衝撃的な場面を目撃してしまいます。
剣を握っていたのは、あのやさしくて大好きなスウォンでした。
スウォンが謀反を起こし、ヨナの父の命を奪ったのです。
城内はあっという間に敵だらけになり、ヨナはハクに助けられ、やっとの思いで城から逃げ出します。
しかし、父親の死とスウォンの裏切りに、ヨナは抜け殻のようになってしまいます。
そんなヨナを、必死に護るハク。
ハクの故郷・風牙の都に辿り着いたヨナは、部族のみんなのやさしさに触れ、少しずつ自分を取り戻していきます。
ところが、自分たちは追われる身。風牙の都にいればみんなが危機にさらされ迷惑がかかる。
ハクはヨナを普通の女の子として風牙の都に託し、一人故郷を離れようとしますが、それに気づいたヨナはハクを追いかけ、共に風牙の都をあとにするのでした。
ハクの故郷で「未来を示す神官を探せ」と告げられたヨナたちは、神官を探す旅に出ます。
途中、崖から落ちた2人を助けてくれた少年の元には、探していた神官が…!
そして神官から授かった神託に従い、今度は「四龍の戦士」を捜すことに。
ヨナたちは無事に「四龍の戦士」を捜し出し、道を切り開くことができるのか。
そして、スウォンの真意に辿り着くことができるのか…。
見逃せない展開が次々に繰り広げられる、壮大なファンタジーをお楽しみください。
以上、ざっくりとしたあらすじでした!
暁のヨナのおすすめ度
おすすめ度:★★★★★
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で、21巻まで発売されています。
一度読んだら、この漫画の世界から抜け出せなくなってしまいます。
スウォンのまだ明かされていない何かが、これから描かれていくんだろうと思うと、一気に読みたくなります。
だけど、この作品はまだ連載中。
どんなに早く読んでも結末にはまだ辿り着けないので、焦らずじっくり読みましょう♪