今回、ご紹介する漫画は、森下Suu先生のショートケーキケーキです。
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で2巻まで発売されています。
ショートケーキケーキってどんな漫画?
タイトルの通り、甘い甘い展開に今後なっていくのかなぁ??と思いますが、今のところ甘い要素を出し惜しみしてる感じです。
一つ屋根の下、下宿生活を元に繰り広げられる高校生たちの恋愛物語です。
まだ恋を知らない主人公・芹沢 天(せりざわ てん)を中心に男女合わせて6人が下宿している一軒家で、天は誰とどんな恋に落ちるのか?
女の子大好きで人当たりのいい他校の水原 理久(みずはら りく)、ものすごい美形だが本にしか興味のない同じ高校の笠寺 千秋(かさでら ちあき)、そして近所の大邸宅に住む鈴(れい)お坊ちゃまと呼ばれる謎の男。
天の明け透けな性格に彼らの調子はどんどん狂い、甘くて酸っぱい苺ショートケーキのような、期待溢れる内容になっています。
ショートケーキケーキの感想は?読むとどうなる?
高校生で下宿がある所はこんな雰囲気なんだろうなぁと、疑似体験が出来ます。
なんだか楽しそうでいいなぁと思いますね!
もんちろん漫画ならではのシチュエーションなんですが、読み手側からするとそういう方が面白いので、これからの展開が楽しみになります。
なんといっても、主人公・天のざっくばらんな性格が読んでて気持ちいいですね。
女の子特有のぶりっ子感は全く無し!友達にしたい!と思うタイプです。
そんな天に恋するのが、女の子なら誰にでも優しいけど彼女は作らない理久と、すごくモテるのに本にしか興味のない千秋。
全く正反対の2人がどうして天に惹かれるのか?続きが気になります!
ショートケーキケーキのざっくりしたあらすじ
主人公の芹沢 天は、家から入学した高校までバスで片道2時間もかかる生活を1ヶ月続けていました。
学校に通うだけなら全然構わないと思っていた天ですが、帰りのバスの最終が17時30分の為、放課後友達と遊ぶ時間もあまり取れません。
そんな時、高校の近くの下宿先から通っている友人あげはに「明日土曜日だしうちに泊まったら?」と言われ、下宿先に泊まる事になり、あげはの住む部屋へ。
下宿生以外は入ったらダメというルールがあるので、管理人に見つからないように、こっそり忍び込みます。
トイレついでに、ドキドキしながらも部屋を見て回る天。
2階は男子ゾーンだと思いふと足を止めた時、目の前にすごい美形の男子が現れます。
見つめ合う2人…。
丁度その時、管理人の気配が!やばいっ!と思ったその時、手を引かれ部屋の中へ、それは美形の千秋の部屋でした。
本が沢山ある部屋に唖然とする天。
帰りが遅いので心配して見に来たあげはに天は「いいもんだね、下宿って」と漏らすと、あげはは「入ろう!」と強く勧めます。
そんなやり取りをしていると、ふいに千秋が「乗りかけた船にはためらわず乗ってしまえ」、ツルゲーネフの言葉だと天に言います。
その言葉に背中を押されたように感じた天は、ついに下宿することを心に決めたのでした。
天が加わった事で、にわかに活気だった下宿生たち。
理久の登場や、謎の鈴お坊ちゃま。天の周りは恋の予感が湧き出てきます。
これからどういう展開になるのか?本にしか興味のない千秋の心は動くのか?理久は本当の恋をするのか?そして天は誰と恋に落ちるのか?
まだまだ謎だらけの展開に心躍ります!
ショートケーキケーキのおすすめ度
おすすめ度:★★★★
森下Suu先生の人気作「日々蝶々」の独特な世界観とはまた違った雰囲気の今作。
どちらかというと普通の高校生の日常をテーマにしたような感じですが、そこは森下suu先生、登場人物が一癖も二癖もあります。
理久と鈴お坊ちゃまとの関係性も謎だらけで物語に含みを持たせています。
まだまだ天の下宿生活は始まったばかりで、千秋や理久の気持ちも蕾といったところ。
天を軸にそれぞれが違う自分を見つけていく今後に早く次巻が出るのを望むばかり!
高校時代の懐かしいような甘酸っぱい気持ちを思い出す、大人女子にオススメの漫画です!
こちらの漫画は、2016年8月現在連載中で2巻まで発売されています。