今回ご紹介する漫画は、前回のデスノートと同じ、
原作:大場つぐみ先生、作画:小畑健先生のバクマンです^^
私は、この漫画を読む前の認識として、
次のように思っていました。
- 漫画家を目指す物語である
- 知人がかなり面白いと言っていた
- デスノートは読んでいたので、面白いだろうとは思っていた
上記のように思っていたため、
「漫画家を目指す物語」に興味が出ず、
なんとなく読む気がでませんでした。
だけど、読んでみると、
こんなに面白かったなんて・・・(;´Д`)
もう、ビックリです。
見事に、予想を裏切られました。
バクマンってどんな漫画?
2人の中学生が、漫画家を目指すところから始まります。
成績が学年トップの準主人公シュージンが、
主人公である、絵の上手いサイコーを漫画家に誘います。
シュージンが原作担当で、サイコーが作画担当です。
誘われた時、サイコーは心の底では漫画家になりたいものの、
漫画家である叔父さんが、過去に漫画が売れず、苦悩の末、
自殺したと思い込んでいるため、乗り気ではありませんでした。
シュージンの申し出をキッパリ断るんですね。
しかし、サイコーの絵の才能が諦められないシュージンは、
ある作戦を実行します。
その作戦がなんと!
サイコーの想い人である、亜豆美保ちゃんへの強引な告白です。
このあたり、いかにもジャンプっぽくて勢いがあって、良かったです^^
こうして、本当は漫画が大好きで、漫画家になりたい気持ちを、
心に封じ込めていたサイコーは思いがけず、美保ちゃんと「ある約束」をして、
漫画家を目指すことになります。
そこからが、
これでもか!これでもか!!
っていうくらいの「壁」と、
それを打ち破る半端ない努力と、その結果が続きます。
まさに、「友情」「努力」「勝利」という
ジャンプのコンセプトそのままです(^▽^)
そして、2人が漫画家として階段を上っていくと同時に、
純愛物語が並行して進んでいきます。
で、ラストは・・・
もうめちゃくちゃオススメできる漫画です!!
読むとどうなる?
漫画家として成功を目指すお話なので、
漫画家になりたくなるかというと、全くなりませんでした(^_^;)
なぜかというと、
漫画家が、
だと痛感したからです。
今まで読んだ面白い漫画たちの作者さんも、
ものすごい苦労をされて、漫画を生み出しているのだなあ、
なんて思いました。
漫画家の作る作品は、マジで、
血と汗と涙の結晶なんだ、と思いました。
ただ、ヤル気はめちゃくちゃ出ます(笑)
夢に向かって努力がしたくなりますよ~!
おすすめ度
おすすめ度:★★★★★
漫画の作り方や、出版社の編集さんとのやりとり、
漫画の順位アンケートや打ち切り、まず読み切りをやってからの新連載、
作家との専属契約など、知らないことだらけで、漫画好きな方なら、
このあたりも楽しめますね。