360°マテリアル!ネタバレなし!ユルカワ男子にドキドキ♪

今回ご紹介する漫画は、 南塔子先生の360°マテリアルです。

360°マテリアル

タイトルからはどんな内容なのか全く想像が出来ませんでした。

「マテリアル」には、「材料・素材」などという意味があるようです。

結局、タイトルのはっきりとした意味は分かりませんが…ちょっと天然な相手役の男の子を表しているのかな!?と勝手に思っています。

作者の連載初作品で、ストーリーも絵もすごく丁寧に描かれています。

360°マテリアルってどんな漫画?

数学が苦手なごくごく普通の女の子と、秀才だけどちょっと変わり者な男の子の恋愛を描いた、スタンダードな青春ストーリーの少女漫画です。

元カノの登場に不安になったり、好きだからこそちょっとした事でモヤモヤしたり。
恋する女の子の心情がリアルに描かれています。

そして、この作品には全然タイプの違う2人の男子が登場します。
変わり者のユルカワ(ゆるくてかわいい)男子・滝直(たき すなお)と、やさしくて女子にも人気があるイケメン男子の丸井侑輝(まるい ゆうき)です。

滝くんもまた、主人公と丸井の仲の良い姿を見てヤキモチを焼いたり張り合ってみたり…主人公の事になると一生懸命になります。

そんな穏やかでまっすぐな2人の恋は、特に大きな壁もなくそのままハッピーエンド!
…かと思いきや、丸井が主人公の事を好きだと気づくことで、事態は思わぬ方向へ進んでいきます。

滝くんに一途だった主人公の気持ちが、まさかの2人の間で揺れ動くという展開に!

最後に迎えるドキドキな結末は―…!?

360°マテリアルの感想は?読むとどうなる?

滝くんのヤキモチや笑顔を可愛いなーと思ったり、丸井の頼もしさや優しさにキュンとしたり。滝くんと丸井が主人公を想う時のちょっとした表情や行動には、ドキドキしっぱなし!

みんなの気持ちが痛いくらいに伝わって来て、
誰の恋を応援すればいいのか分からなくなる程です。

作者の南塔子先生でさえ、ラスト2話までどうなるか分からなかったという結末に注目です!

360°マテリアルのざっくりしたあらすじ

360°マテリアル

ある日、大高美桜(おおたか みお)は、クラスメイトの男子・滝直(たき すなお)と読モ経験のあるモテ女子とのやり取りをみて、「滝くんは少しかわっている」と確信をします。

その日の帰り、駅のホームでボーっと空を見上げる滝くんに遭遇。
人に当たられ、危うく電車が入ってくるホームに落ちそうになった滝くんを、美桜が助けます。

滝くんが見ていたのは、飛行機雲でした。

飛行機雲がすぐに消える時は晴れ、すぐに消えない時は雨。
そう教えてくれた滝くんの笑顔を見た美桜は、彼に興味を持ち、次第に惹かれていきます。

飛行機雲をきっかけに、縮まっていく2人の距離
クラスメイトで、同じく数学が苦手な丸井(まるい)と一緒に、滝くんに勉強を教えてもらう事になります。

滝くんの家で勉強会をした帰りの駅のホーム。
見送りに来てくれた滝くんの微かに伸ばされた手を見た美桜は、とっさにその手をつかみ、ドアが閉まる間際の電車を降りてしまいます。

そこで、自分の気持ちを伝えた美桜に、滝くんは―…

この先は、ぜひ読んで確かめてみて下さい♪

以上、ざっくりとしたあらすじでした!

360°マテリアルのおすすめ度

おすすめ度:★★★★★

何度読んでも心があたたまるこの作品、全8巻で完結です。

最後はちょっとハラハラドキドキなまさかの展開ですが、美桜と滝くんのキャラの効果か!?全体的にゆる~くフワっとした内容です。

美桜と滝くんの可愛さに思わず笑顔になる作品なので、癒しを求めている時には絶対的におススメです!

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